ミリアム・カーン「photographs」(Miriam Cahn)

ミリアム・カーン「photographs」(Miriam Cahn)

2018.03.17
14.8 × 19.5 cm
84頁
テキスト:片岡 真実 ミリアム・カーン
翻訳:ダリル・ジンウェン・ウィー リチャード・ハンフリー 大坂 直史
撮影:椎木 静寧
デザイン:森 大志郎
印刷・製本:株式会社サンエムカラー
発行:株式会社 ワコウ・ワークス・オブ・アート
ISBN: 978-4-902070-49-1
日英二ヶ国語
税抜価格:1800円



目次
– 展覧会出品作図版集
– 片岡 真美『分断の時代における人間の条件』
– ミリアム・カーン『私が写真を撮るということ』


油彩画やドローイングなど多彩なメディアで表現を紡ぐスイス人アーティスト、ミリアム・カーンの2018年の個展『photographs』の展覧会カタログ。

国内2冊目となる本書では、キャリア初期から取り組んでいる写真表現に焦点を置き、フィルムなどのアナログ技法やチープなスキャンなどを用いた約40点の写真作品を中心に収録している。デザインは前作に続き森大志郎。被写体の多くを占めるのは作家の制作拠点であるスイス・ベルゲル地方の雄大な山脈と自然の風景で、長年主題として作品に登場し続けるこの地域は、作家の制作活動の支柱そのものでもある。自らの油彩作品を被写体にした作品も多く、単なる主情の展開に留まらない写真群からは、撮影にアーカイブやレコーディングという言葉を用いるカーン自身の制作姿勢が伺える。これら写真作品の他、欧州の難民問題を取り上げた2015年の作品や、80年代から続く〈原子爆弾〉のシリーズなど、約10点のペインティングの図版も収録。テキストにはカーンが参加した第21回シドニービエンナーレのチーフキュレーター、片岡真実による評論『分断の時代における人間の条件』と、作家本人による『私が写真を撮るということ』を掲載。

¥ 1,944

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